活動レポート

老人憩いの家のあり方について

2019/10/01
民生保健委員会にて質疑を行いました。

質問要旨
Q1
・老人憩の家についてうかがう。

・老人憩の家の施設の状況と、その利用実態はどのようになっているのか。

A1

・老人憩いの家につきましては、設置に関する補助金制度を昭和44年度に設け、概ね小学校区に一か所として設置してきたところです。

・現在、市内に380施設ありますが、補助制度が設けられてから約50年を経過しており、多くの施設が老朽化している現状にあります。

・また、平成29年2月に実施した老人憩の家と地域集会所の利用実態調査によりますと、老人憩の家では高齢者の方をはじめ、多くの地域住民が活発にご利用されていることを確認しております。

Q2

・多くの施設が老朽化しているということであるが、その支援策として、どのようなものを検討しているのか。

A2

・地域集会所と老人憩の家の老朽化の対応につきましては、区長会議 安全・環境・防災部会において、地域集会所と老人憩の家制度を集約して、建替・撤去の制度について、検討を進められているところです。

Q3

・老人憩の家や地域集会所の老朽化が進んでいることからも、建替え補助制度は必要であると思う。

・しかし、老人憩の家と地域集会所の制度が集約されるということは、結果的に高齢者の居場所がなくなってしまうことにならないのかということを危惧している。

・地域の実情を把握している区長会議 安全・環境・防災部会で議論されているということであるが、高齢者の居場所がなくならないよう、これまで老人憩の家に関わってきた福祉局からも声をあげてほしい。

A3

・福祉局といたしましては、老人憩の家は高齢者の方をはじめとする地域活動の重要な拠点であると認識しています。

・新たに制度が集約されても、これまでどおり高齢者の居場所として活用いただくことも含めて、広く地域活動の拠点として活動いただけるものと考えています。

・今後ますます、高齢化が進展する中、高齢者の活動が衰退することがないよう、委員ご指摘の趣旨については、区長会議 安全・環境・防災部会を支援している市民局にしっかりと伝えてまいります。

Q4

・今、ご答弁で、区長会議 安全・環境・防災部会を支援している市民局にしっかりと伝えてまいりますということですが、直接、福祉局の方から区長会議に伝えることはできないのか。市民局を通して伝えますというのは、区長会議で決めているのですよね。市民局は区長会議に入っているのか。福祉局は入っていないのか。

A4

・区長会議 安全・環境・防災部会のメンバーは部会の担当の各区長である。市民局は区長会議 安全・環境・防災部会の議論についての支援をしている。福祉局は福祉・健康部会という部会の支援をしているところでございまして、直接区長会で我々が意見をいう場ではございませんので、宜しくお願いいたします。

Q5

・直接、その場では意見を言えなくても、どうなんですかね久我部長、どうにかできないんですかね。きちっと伝えてくださいよ。市民局を通して伝えるというのは合点がいきません。直接言ってくださいよ。

Q6

・同じ答えですね。はい、出海局長。

A6

・老人憩の家につきましては、その成り立ちから高齢者の方の活動の拠点という形だったんですけど、何年か前から特に高齢者に限定せずに広く皆さんに使っていただこうということになっております。わたくしも平成28 年、29 年に西成区役所におりましたけれども、実際、憩の家につきましては、例えばふれあい喫茶であったりとか、あるいは我々が推し進めてきたいきいき百歳体操であったり、いろんな形で利用いただいております。そういった意味では、それぞれの区と言いますか、地域ごとの事情がありまして、そういった事が一番分かっているということで、区長会の方で今後のあり方が議論されているところでございますので、当然、今申し上げましたような高齢者の活動にしっかりと、今後も使っていただけるということは十分踏まえた上で議論されていることとは思いますけれども、今委員からいただいた意見も踏まえまして、我々の方からも区長会の方にも、そういった議論があることを伝えさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

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