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〇もと淀川区役所活用に向けた状況について

Q1.次に、「もと淀川区役所跡地活用」について何点か尋ねる。昨年の当委員会で質疑した際、跡地売却に併せて新しいタイプの図書館整備を検討しているとのことであり、市長をはじめとする理事者の方々から、その実現に向けて前向きな答弁をいただいた。その後の、淀川区役所跡地の活用策の検討について進捗状況を伺う。

A1.もと淀川区役所跡地は原則売却し、その売却益は全額、現区役所庁舎の建設費に充当することになっており、売却益の採算性を十分考慮する必要があります。貴重な公有地を有効に活用するため、周辺にある水道局や建設局が所管する用地を一体的に活用することを視野に入れ検討する必要があります。こうした状況の中、淀川区役所では区役所跡地売却に伴う跡地活用において、子どもから大人まで多様なひとが自然に集い、赤ちゃんが泣いても気にならない「交流型ワイガヤ図書館」を整備できないか検討してまいりました。7月には関係各部局が一堂に会する会議を開いて、区役所跡地活用にかかる様々な課題の共有を図りました。その後も、それぞれの部局の意見も採り入れながら跡地活用案の策定に向けて調整を進めております。平成29年11月には、区役所跡地への図書館整備を前提とした公募条件の整理を目的とするマーケット・サウンディングの実施要領を公表し、2月に事業者との対話を実施しました。

〇もと淀川区役所活用の今後の進め方について

Q2.跡地活用の公募条件を整理することを目的としたマーケット・サウンディングを実施したとのことだが、その内容はどのようなものなのか。マーケット・サウンディングの結果をどのように活かしていくのか。今後、どのようなスケジュールで区役所跡地活用を進めようとしているのか。

A2.マーケット・サウンディングには8社の参加を得ました。図書館に併設するものとして、教育施設、スーパーマーケット、スポーツ施設、医療機関、分譲住宅、ホテルなど様々な提案をいただいております。現在、対話の内容を整理しているところです。対話に参加した各企業にも、その内容を確認いただいたのち、サウンディングの概要を公表する予定にしております一方で、本市にとってより有益な収支状況を確保する必要がある中で、提案内容をどこまで採用するかを慎重に検討する必要があります。その結果を踏まえて、早急に公募条件を整えるべく関係各局との調整を進めたいと考えております。併せて、売却に向けた跡地の商品化作業も並行して実施し、平成30年度上半期には公募にかかる基本方針を固めたいと考えております。

〇もと淀川区役所跡地活用の平成30年度の目標について

Q3.もと淀川区役所は供用廃止して9年の歳月が経過しようとしている。一刻も早く活用方針を固め、区役所跡地に是非とも新しいタイプの図書館を実現してほしいと考えるが、平成30年度に何をどこまでやるのかは非常に重要なことである。淀川区長から今一度、明確に答えてほしい。

A3.先ほど課長から答弁したとおり、現在、マーケット・サウンディングの内容を鋭意整理しているところであります。その結果を踏まえて早急に関係各局と調整を進め、遅くとも平成30年度中には事業者公募に着手したいと考えております。

〇淀川区がめざす将来像について

Q4.十三は、大阪と京都・神戸を結ぶ交通の結節点であり、北大阪の玄関口ともいえる。ここに、今までにない新しいタイプの図書館が整備されることで、大阪市全体の活性化にもつながることが期待できる。仮に万博誘致に成功すれば、大阪には国内外から多くの方々が訪れることになり、新しい図書館もご覧いただきたい。万博が開催される2025年の前年、2024年には図書館が完成していることが望まれる。平成30年度中には事業者公募を行うとのことだが、スピード感をもって取り組み、一刻も早く区役所跡地への図書館整備を実現してほしい。また先ほど質疑した淀川区の待機児童についても、しっかりと対策を進めてほしい。これらの取組みが相乗的に効果を発揮すれば、子ども達に夢のある、また子育て層にとっても住みやすいまちができるのではないかと期待する。淀川区長がめざす、淀川区の将来像について聞かせてほしい。

A4.区役所跡地への図書館整備は、私どもにとっても長年の念願であり、その実現に向けて今後とも不退転の決意をもって臨んでまいります。また、先ほど質疑があった、待機児童対策は淀川区にとって非常に重大な課題であると認識しており、その解消に鋭意邁進したいと考えております。現在、淀川区役所では平成30年度から向う5年間を見据えた将来ビジョンを策定しているところであります。このビジョンでは「安全・安心なまちづくり」「教育・子育て支援の充実」「つながるまちの実現」「区民のための区役所づくり」に重点を置いて、その将来像を描こうとしております。委員ご指摘のとおり、待機児童問題の解消や新しい図書館整備は、将来ビジョンの実現に大いに資するものであり、とりわけ多様な人が自然に集うにぎわいのあるまちづくり、子育てしやすいまちづくりを前進させるものと考えます。さらには、私がモットーとしている区民の笑顔があふれ、つながるまちづくりにも近づくものと確信します。区長以下、職員一丸となって、にぎわいがあり、子育てしやすい淀川区、笑顔いっぱいの淀川区の実現に向けて全力を挙げて取り組んでいく所存でございます。